リンクのテキストからリンク先が判別できる
概要
この基準では、リンクテキストを読むだけで、どのページに移動するかがわかるようにすることを確認してください。「こちらをクリック」や「もっと読む」のような曖昧な表現は避け、リンク先の内容が明確に伝わる言葉を使います。
メリット
- 視覚障害のあるユーザー: スクリーンリーダーでリンクのテキストを聞いても、リンク先が何かすぐにわかります。
 - たくさんの情報の中から選ぶユーザー: リンクテキストから、欲しい情報に早くたどり着けます。
 - すべてのユーザー: リンクのテキストが明確であると、ウェブを使うときに、迷わず効率的に情報を見つけられます。
 
達成方法
- リンク先の内容を正確に表すテキストを使用する:
- リンクテキストは、リンク先のページやドキュメント、動画などの内容を具体的に表現するものにします。例えば、リンク先ページを説明する短いテキストや、リンク先ページのタイトルを含めるなどの方法があります。
 
 
| 不適切なリンクテキストの例 | 改善例 | 
|---|---|
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テスト方法
- リンクテキストの確認:
- ページ上のリンクを確認し、各リンクのテキストだけを読んでも、そのリンクがどこにつながっているのかがわかるかをチェックします。
 
 - リンクテキストの一貫性の確認:
- 同じリンク先につながるリンクが複数ある場合は、それらのリンクテキストが一貫しているかを確認します。同じ内容につながるリンクは、同じか似たようなテキストを使います。